東京喰種から学ぶ人間らしさ
生きることは、すなわち
「自分の意志をもつこと」
とこの本では紹介されてます。
中学生からの哲学「超」入門―自分の意志を持つということ (ちくまプリマー新書)
- 作者: 竹田青嗣
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/07
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 185回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
また、この本には、このような言葉もかかれています。
「欲望」は、われわれの主人であり、育ての親です。
お金持ちになりたいから、仕事で沢山お金を稼げる職業につきたい、モテたいからダイエットしたいなど人間の行動の裏には、欲望はつきものです。
私が好きな本で東京喰種という漫画があります。
その漫画は、人間と人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が存在する東京を舞台に主人公のカネキがとある事件を機に、人間とグールの真ん中の存在(半喰種)になってしまいます。
そこからカネキが人間と喰種の間を生きる物語になります。
その物語の中で半グールになったことで人間の体を食べないと生きていくことができなくなります。
とあるシーンで人間を食べたいという欲望と人間をたべることは嫌だという感情と戦う描写あります。
そのシーンには、人間が生きるということを凄く表しています。
欲望に抗う自分の意志がまさに人間として生きることを実感させられます。
欲望に支配されることは、自分の意志で生きていない、だからこそ欲望を支配されないようにしないといけない。
だがそれはとても、難しく、疲れます。だけど、感情に支配されるとそれは人間でないです。難しく、疲れるからといってそれを放棄することは、人間としていきていることを放棄していると思うんです。
だから出来る限り欲望を制御できるよう人間を維持したまま生きれるように生きていきます。